・お米が美味しい
先日、新宿でのクライアントとの打ち合わせのあと、晩御飯をどうしようと思っていたところ、
不意に「久しぶりにとんかつ食べたい」と思い、伊勢丹の近くだったこともあり、
「とんかつ和幸」にするか、「とんかつ和幸匠庵」にするか逡巡し、
今回は伊勢丹会館にある「とんかつ和幸」に伺いました。

外食をする時の基準は、「自分ではつくらないもの」と「自分ではつくれないもの」
油の始末の関係で、揚げ物も自宅でつくることはないので、
とんかつも外食をする時の選択肢のひとつ。
とんかつ和幸は改めて言うまでもなく、有名店。
「とんかつ和幸」にも「とんかつ和幸匠庵」にも伺わせてもらっており、
いつも美味しくいただいています。
ごはん、お味噌汁、キャベツがお替り自由なのもうれしいですね。
・国産素材
さて今日は何をいただこうかとメニューを確認し、
「めちゃんこおなかが空いている」というほどでもなかったのですが、
今回は、「期間限定 スタミナロースかつ御飯(税込:1,330円)」と「生ビール(税込:680円)」をいただきました。
ほどなく、生ビールが到着。
ビールで喉を潤してから美味しいかつをいただきましょう、とばかりに生ビールを堪能。 待つこと10分ちょっと、「スタミナロースかつ御飯」と対面です。

粒のたったお米に、揚げたてのロースかつ。そして、トマトと玉ねぎのさっぱり香味ダレ。
自然とアドレナリンが分泌されちゃいます。
いつものように、お味噌汁を一口いただき、お茶碗のお米を一口いただいたのですが、
そのお米が、めちゃんこ美味しかった。
「南魚沼産のコシヒカリを使っています」というお店なら、どこかでさりげなく又はしっかりとアピールしていることが多いですが、特にそのようなものもない。
でも、とっても美味しい、めちゃんこ美味しい。
恥ずかしながら、お茶碗のお米半膳、一気に食べてしまいました。
お米にあったお水や炊き方を研究されているだろうことはわかるのですが、
それにしても美味い。
お米が美味しいお店って、信用に値するし、通いたくなるし、応援したくなる。
当然、ロースかつも揚げたてで、サクッとした歯ごたえ、耳でも美味しさを味わえます。
そして、さっぱり香味ダレのおかげで、淀みなくかつを堪能することができました。
そこまで、おなか空いているわけでは無かったのですが、
お米もお替りして、満腹満足。いやー、美味かった。
【広告】
【銀座4丁目スエヒロ】
お会計の時に、お店の方に「お米もめちゃんこ美味しかった」旨をお伝えして、
どちらのお米をお使いになられているのか伺ったところ、
・「福島産(会津産)のコシヒカリ」を使っていること
・ここの店舗は、複合施設の中の店舗なので違うが、路面店では釜でお米を炊いていること
をすぐ教えてくださいました。
「少々お待ちください。厨房に確認します」とか言わず、その場ですぐに答えていただいたのも、働く皆さんの自分達のお店への自信や矜持を感じます。
そして、まあまあうれしかったのが、生ビールをお願いした時に「ビールはいつお持ちしますか?」と尋ねてくれたこと。
これ、大抵のお店で、聞いてくれません。
久しぶりに、尋ねてくれるお店に出会えてびっくりしたし、うれしかった。
会話の最後に、「お米が美味しいことって、大事ですよね」とお店の方。
当たり前過ぎて、見落としてしまいがちになりそうですが、まったくその通りで、
思わず、握手しそうになりました。
お米が美味しくない外食は、とっても残念な気持ちになりますし、
また来て食事をしたいとも思えません。
お店を後にしてから、とんかつ和幸のホームページを、初めて見たのですが、
食を供する会社としての、真摯な姿勢がそこにはありました。
「とんかつ和幸でご飯食べて良かった」と心から思いました。
とんかつ和幸、いいですよ。
とんかつ和幸(WAKO GROUP HOLDINDS株式会社)
https://wako-group.co.jp